臨床研究フェローシップとは

福島県立医科大学臨床研究フェローシップは、我が国で初めて開始された、若手臨床医が独立した臨床研究者となるための実施可能性の高い教育プログラムです。

最も重要な特徴は、学習と実践演習のためのprotected timeを確保することです。忙しい臨床の合間にしか学習と研究の時間を割けなかった若手医師を福島県立医科大学臨床研究イノベーションセンターに所属する有給の助手(臨床研究フェロー。以下フェローと略)として採用することで、臨床研究の学習と実践演習に専念して取り組むための時間と収入を確保します。フェローは、臨床研究有給助手となります。このprotected timeを活かして、臨床研究リテラシーの系統的学習と臨床研究のコンピテンシーを習得します。臨床研究イノベーションセンター教員、京都大学医療疫学分野教員、海外大学教授陣による個人指導(メンタリング)も充実しています。教授の他、若手教員や先輩フェローも指導に参加し、重層的なメンタリングを提供します。

2つ目の特徴が、診療・臨床指導を行い、現場感覚を持ちながら、臨床研究を学ぶことです。本プログラムは福島県が支援し、県外から有能な臨床医を福島県内に招致するために作られました。フェローは毎週、定期的に、県内のフェローシップ連携施設(地域の拠点施設や診療所)で診療支援を行ないます。勤務はシフト制のため、診療支援の時間以外で診療義務はありません。

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学習と研究実践のための充分なProtected Time

臨床研究リテラシーの系統的学習
京都大学医療疫学との
密な教育連携
臨床研究リテラシーのコンピテンシー修得
豊富なデータベース
実際の研究に参加して学ぶ
On the Jpb Training
一流講師陣による濃厚な個人指導
センター、京大、海外著名
大学教授陣による指導

あなたの「心」と「腕」を福島に役立てる

  • 「フェローシップ連携施設」で医療支援と研修医指導
  • 医療支援と直結した臨床研究の実践
  • あなたの研究成果が医療を変える

フェローシップ連携施設とは?

フェローが診療支援を行う病院や診療所を指します。診療支援だけでなく、フェローは施設のデータを活用して、還元できる研究を実施し、その成果をその施設の診療の質改善や、当該地域の施策に還元します。連携施設は、そのためのデータの提供やデータベースの構築に協力します。

学位取得について

学位取得希望者は、社会人大学院生をしながらフェローシップに参加することもできます。学位の種類によって以下のコースから選択できます。

1. 博士(医学)コース(4年制)

博士(医学)(PhD)取得希望者向けのコースです。福島県立医科大学大学院の医学博士課程は社会人入学を認めております。また、一定のレベルの査読付き国際誌に原著論文を出版すれば、最短3年間で博士(医学)(PhD)の学位を得ることができます。本コース希望者は、福島県立医科大学大学院を受験する必要があります(http://www.fmu.ac.jp/)。

2. MPHコース(2年制)

Master of Public Health (MPH)取得希望者向けのコースです。MPHは世界で認められた社会医学、公衆衛生の学位であり、WHOなどの国際機関に就職する際にも有利となります。

3. 博士(社会健康医学)コース(3年制)

博士(社会健康医学) (DrPH)取得希望者向けのコースです。

※上記 2.3のコース入学者は、社会人入学を認める国内大学院を受験していただく必要があります。

福島県立医科大学 臨床研究フェローシップ・応募資格と修練年限

対 象
臨床経験2年以上の医師(初期研修修了者、後期研修修了者が望ましい)
診療科を問わない(特に、総合診療、内科、救急、小児科、産婦人科などを歓迎)
待 遇
福島県立医科大学助手または助教(常勤、有給)
診療支援先からも別途報酬あり
研修期間
原則3年間(応相談)
募集期間
随時 若干名
お問い合わせ先
臨床研究イノベーションセンター
info@fuji-future.jp

臨床研究フェロー モデルケース

フェロー モデルケース(2年制の場合)