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フェローの吉岡による研究論文がWorld Journal of Urologyに採択されました

yoshioka

フェロー吉岡による上部尿路結石治療の予測モデル研究がWorld Journal of Urologyに採択されました。

Negative impact of being underweight on the outcomes of single-session shockwave lithotripsy in patients with upper urinary tract calculi: a retrospective cohort study.

論文要旨

予測モデルのサブコホートからの研究第二弾です。欧米では少ないながらもアジアでは相当数いて重要な低体重 (BMI 18.5未満)に着目し、上部尿路結石治療の一つであるESWLの治療成功との関連をみた研究です。2006-2016年に尾道市立市民病院と我孫子東邦病院でESWLを受けた596名中、25名 (4.2%)に低体重を認めました。多変量ロジスティック解析の結果、低体重は標準体重 (BMI18.5以上25未満)と比較したとき治療成功と負の関連を認めました (OR 0.25, 95%CI 0.09-0.69)。これまでになかった新しい治療成否予測因子として、診療の意志決定の一助になることが期待されます。