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福間特任准教授が日本臨床疫学会第1回年次学術大会で口演発表の最優秀賞を受賞しました

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日本臨床疫学会は、「クリニカル・マインドとリサーチ・マインドをもつ医療者のための学会」として2016年に発足しました。http://www.clinicalepi.org/ (代表理事は、当センター長の福原です)。

第1回年次学術大会(東京大学、2017年10月1日)において、当センターの特任准教授の福間真悟先生が、若手研究者による口演発表の最優秀賞であるYoung Investigator’s Awardを受賞しました。(口演発表は原則として「日本臨床疫学会認定専門家」以上のみが可能です)

The Effects of Quality of Care on Initiation of Dialysis in Patients with Chronic Kidney Disease and Diabetes
国立台湾大学との共同研究で、台湾のナショナル・クレイムデータベースを分析しました。糖尿病を合併する慢性腎臓病患者63260人を対象に、診療の質が末期腎不全発生、急性腎障害発生、死亡と関連をすることを明らかにしました。腎機能等の検査結果が未測定であるクレイムデータの限界に対処するために操作変数法で解析を行っています。
詳細は以下のリンク先をご覧ください。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28764919
慢性腎臓病の診療の質研究は、日本のナショナルデータベースでの検証や、日米台での国際比較などに展開をしています。